臨死体験
臨死体験(りんしたいけん)とは、人間が事故や病気などが原因で一度死亡したと医師に診断された後、回復した際に体験したと証言したものである。
エリザベス・キューブラー・ロスが、約200人の臨死患者に聞き取りし、『死ぬ瞬間』(1965年)にまとめたものから由来。
後に臨死体験のことを、死亡する際に人間が全て体験するものであると理解されることが多くなった。
体験者が意識を回復して蘇生した際の証言に基づき、三途の川やお花畑、トンネル、死者との対峙などの「死後の世界」を見たり、一生の記憶のリピート現象(走馬灯)、体外離脱と呼ばれる体験をしたなどの一定のパターンが存在するという説が唱えられている。
臨死体験の解釈を巡り、幻覚などの脳内現象であるとする説、現実体験であるとする説などがあり、1970年代にはエリザベス・キューブラー・ロスやレイモンド・ムーディらによる実証的研究がはじまり、研究団体も発足して事例の統計や科学的アプローチが行われ、臨死体験に関する国際会議なども開かれている。
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